東名高速道路(下り) キロポスト
2008年3月作業開始
断りのないものは静岡ICまでは2008年3月8日、それから先は2007年8月21日撮影
解説
 高速道路から眺める富士山の双璧が、東名高速道路と中央自動車道です。どちらがよいか甲乙つけがたく、あたかも静岡と山梨の代理戦争のようでもあります。
*東京IC〜足柄SA
 東名高速道路起点の東京ICからスタートし、最初の内は、ほぼ富士山に向かって走ります。何か所か丹沢の上に富士山が覗くところがあります。自動車の場合、正面から見るのが基本なので(電車との違いです)、撮影には好都合です。
 横浜町田IC(インターチェンジ)付近で「消え富士」になりますが、海老名SA(サービスエリア)あたりでははっきり見えるようになります。
高速道路らしい消え富士の一つは、厚木ICを過ぎてからです。37.1kmポストで、遮音壁に隠れてしまいます。
 見慣れていてもつい何枚も写真をとってしまうのが、大井松田ICの手前で下りにさしかかるところです。絵になるポイントの一つです。下り線は、ルートが2つに分かれます。都夫良野トンネルの出口でトンネル富士を撮るには、右ルートでなくてはなりません。それに拘らなければどちらも大きな違いはありません。都夫良野トンネルでは2011年3月、究極のダイヤモンド富士を撮ることができました。トンネルを出てすぐ、正面に大きな富士が見えますが、しばらくして消え富士になります。鮎沢PAに寄りたい時は、左ルートをとる必要があります(右ルートでは素通りします)。
足柄SAは駐車場からでもよく見えます。富士山が綺麗なSAの一つです。上りSAのレストランは、居ながらにして富士山が見える「富士見レストラン」でもあります(レストラン名ではありません)
23.6 正面に箱根方面 061227
海老名SA 061227
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34 061227
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37 まもなく消え富士
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53.8
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56.4
57 ハイライト区間の1つ こちら参照
53.8
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60 右ルート
61.2
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66.9 吾妻山トンネル
67.8 都夫良野トンネル
69.6(より少し手前) 都夫良野トンネルを出たところ トンネル富士(連続)はこちら
■ついに捉えた高速道路からのトンネルダイヤ
 ダイヤモンド富士をとり続けていると、一味(二味)違ったものに挑戦したくなります。水面(湖面)にも映るダブルダイヤ(モンド富士)。走っている電車からのダイヤダイヤ(電車の時刻表(ダイヤ)を調べる必要があります)。トンネル富士がダイヤになるトンネルダイヤ。観覧車から見る観覧車ダイヤ(そのままですね)。さらには、富士山に向かって走りながら通常の何倍もの時間観測する連続ダイヤ(追っかけダイヤ)(小著『今日はなんの日富士山の日』参照)。
 連続ダイヤなどかなりマニアックですが、私が究極のダイヤとして是非撮りたいと思っていたのが、高速道路からのトンネルダイヤです。高速道路からトンネル富士になるのは東名に3か所しかありません。しかし、トンネルダイヤとなると都夫良野トンネルただ一つです。富士山の西側にあるので沈むダイヤです。富士山に近いので、相対的に太陽が小さくなり、山頂にかかるのは3月の下旬と9月の中旬にそれぞれ3日あります。3月の下旬は気象条件からも見える可能性は高く、勤務の上からも融通がつきます。
 ということで、第1回は2010年3月にチャレンジしました。高速道路なので、路肩に停車して時間調整をすることはできません。トンネルの長さはわかっているし、キロポストは0.1単位で記してありますから、時速80qで走行すれば何時何分何秒にトンネル出口直前にさしかかればよいか計算できます。万が一渋滞があればいけないと思い、若干余裕をもって計画をたてました。
 当日午前中は今ひとつの天気でしたが午後になって雲が薄くなり何とか太陽がでてきました。西丹沢でミツマタを見たあと、時刻を見計らっていよいよ大井松田インターチェンジから東名高速に入りました。ところが! 富士山が見えるのは右ルートでないといけないのに、大井松田インターチェンジでは左ルートにしか行けないのです。インターチェンジのわずか手前で左右が分離がしてしまっているのです。何ということ。時間はあったので、東京寄りの秦野中井インターチェンジから入っていれば、ちゃんと右ルートを通れたのでした。結局予定より早い時間に都夫良野トンネルを空しく抜け、鮎沢パーキングで左斜面に沈むダイヤモンド富士もどき(高曇りだったので、太陽の輪郭は明瞭ではありませんでした)を眺め、次シーズンの再挑戦を誓ったのでした。
 そして2011年3月下旬。トンネル出口まで16q手前の中井パーキングで時間を調整し、出発。何か所かのキロポスでの通過時刻も計算していたので、それに合わせて速度を調整します。途中、ハイウエイラジオで事故情報が流れどきっとしましたが、影響はない区間でした。そしてほぼ予定通りにトンネルに入りました。速度は80q。前方から白い半円の空間が大きくなりながら迫ってきます。その瞬間は高速連写のバシャバシャという音がするだけで、ファインダーを通して見ていたはずですが、全く記憶にありませんでした。抜けてしばらく、おそるおそる画像を再生し、見事に映っていることに思わず快哉を叫んだのでした(あえて言えばもう30秒遅ければ、太陽が山頂に半分近く沈んだ教科書的なダイヤになったでしょう)。
 なお、私は助手席で撮影に専門、ドライバーはひたすら安全運転を心がけていたことは言うまでもありません。
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73 静岡県に入る
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*足柄SA〜日本平PA
 足柄SAから富士山の東側を南下し、南を回り込む時は、新幹線に比べると愛鷹山が近いので、富士山はかなり隠れてしまいます。しかし、橋を渡る時などちらっと覗くので油断できません。109〜115キロポストにかけては鞍部から頭の先が何回か現れますが右横になるので、助手席が左側だと撮影自体難しくなります。
 愛鷹山の影響がなくなると、富士山が丸見えになりますが、右後方になるので見づらくなります。また遮音壁も気になるところです。富士川を渡り富士川SAに寄ることにしましょう。下りSAからの富士山は、東名富士川橋の赤いラインがアクセントになっています。ここには「富士川サービスエリア」と刻んだ石のモニュメントに穴が開いており、富士山を眺めることができます。私がトンネル富士を撮影するようになった最初の地点です。穴の向きが富士山と一致しておらず覗くのに苦労しますが、後でできたもう一つのモニュメントからは素直に覗けます。
 上りSAには、「道の駅」と共用のサービス施設「富士川楽座」があります。この4階には展望ラウンジがあり、椅子にすわってゆったりと間近の富士山を眺めることができます。
 富士川SAを出ると130〜131キロポスト付近では切り通しからの富士山になります。蒲原トンネルを抜けるといよいよ次のビューポイントの由比PA(パーキングエリア)に向かいます。上りの場合、薩?(さった)トンネルを抜けゆるやかに左カーブしながら由比PAに向かうと海の向こうから見えてくる富士山には、ため息が出そうになります。
 由比PAは海岸に沿った小さなPAですが、海(駿河湾)を入れた富士山は中央道にはない景観です。東名高速が海に一番寄っている区間でもあります。富士山は蒲原丘陵の大(おお)丸(まる)山(やま)より中腹から下が隠され、近づけば全体が隠れて、「消え富士」になってしまいます。下りの場合は、後方を見れば「見え富士」になるわけです。私はしばしば後部座席に移動し、後ろ向きに撮影をするのですが、後続車のドライバーには奇妙に見えることでしょう。そのおかげで、薩?トンネルのトンネル富士も撮影できました。内陸側の上り車線では、わずかの違いで富士山が見えないからです。
 清水IC付近では、水道タンクに富士山や船などの絵が描いてあるのがいかにも静岡という感じです。振り返ると、興津トンネルや袖師トンネルで抜けてきた丘陵の上に、消え富士的(見え富士的)な富士山があります。
 その後も、ずっと後方になりますが、比較的よい頻度で富士山が見えています。距離が離れる分、見える範囲も大きくなってきます。
足柄SA  ここを出てからの富士(御殿場付近)はこちら 100105
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83.4 東名最高地点
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104.1
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106 愛鷹PAを出たところ
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愛鷹山に少しだけ顔を出し「動く」富士(108〜109の間)
109前後(100330)
109.2
110
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111〜112の間の富士
同 (100330)
112
112〜113の間の富士(100330)
113
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115+α(100330)
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116〜117 (100330)
117
118 正面に南アルプスが見えている
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120 正面に南アルプスが見えている
(100330)
富士IC出口(120〜121の間)
121.2
124 (100330)
124〜125 (100330)
125
126
富士川の標識(126〜127の間)
間ノ岳、農鳥岳を望む。反対側車線から右を見るので、条件が悪い(126〜127の間)
127  富士川橋を渡り終わり、富士川SAに向かう
富士川SA (100330)
(100330)
(100330)
(100330)
(100330)
128
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130
130〜131(131に近い) (100330)
131
131〜132 (100330) 蒲原トンネル
 蒲原トンネル
132
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137 100105振り返って撮影 
(100330)
(100330)
由比PA 100105撮影  キロポストは?  詳しくはこちら
(100330)
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140
140〜141 さったトンネル入り口 (100330)
 トンネル富士(振り返って撮影) (100330)
 (100330)
 (100330)
 (100330)
141
142
142.9 興津トンネル
143
144
145 07 袖師トンネル手前
146 07
(100330)
147 07
147〜148 清水ICそば  いかにも静岡らしい絵 (100330)
(100330) 消え富士的。振り返ると丘陵から覗く
 (100330)
148
(100330)
148〜149 ?(100330)
149手前? (100330)
149
149ちょっと先? (100330)
 (100330)
 (100330)
150 07
 (100330)
151 07
151〜152 (100330)
 (100330)
 (100330)
152
152〜153 静清パイパスをくぐる (100330)
152〜153 (100330)
152.4 標識
153
153 100105振り返って撮影
153〜154 (100330)
 (100330)
154
154〜155 東海道線などを越える
*日本平PA〜浜名湖SA
 付近の景勝地の名をとった日本平PAも、富士山がよく見えます。引き続き、後方に見ながら順調に進みます。安部川をこえ、東海道線、新幹線をまたぐとまもなく日本坂トンネルに入ります。右側車線からは半分程度トンネル富士になります。上りの場合、左ルートならほぼ真ん中に綺麗なトンネル富士になります。ただし右ルートは見えませんのでご注意ください
 トンネルを抜けた日本坂PAはダメなので先を急ぎましょう。見えてくるのは180キロポストあたりからです。大井川まで南西に向かってまっすぐ進みます。富士山は真後ろからせり上がってきます。上りなら真正面に見えるところです。大井川橋では184キロポストの標識と一緒に富士山を写せます。
 吉田ICを過ぎると茶畑が目につくようになります。隆起扇状地といわれる牧ノ原台地で、霜対策のファンが林立している茶畑が独特の景観を見せています。静岡が茶所であることをいやでも意識させられます。牧之原SAでは上り線から牧ノ原台地の先にすっきりとした富士山をファンと一緒に見ることができます。深蒸し茶で知られる菊川市に入ると、茶畑の中のタンクに菊川茶と表示がしてあります。199キロポスト付近では山肌に「茶」の字が書いて(植えて)あるのが目に入ります。
 西に向かって走るので、見るのはだんだん難しくなりますが、それでも鞍部などから時々ちらっと覗きます。
小笠PAを過ぎ、東海道線、新幹線を超えるところでは粟ヶ岳(掛川市532m)の右側に剣ヶ峯を真ん中にした富士山が頭を出します。桜の名所の粟ヶ岳は、お椀形と称されるように目立つ山容で海からも見え、古くから海上交通のランドマークになっていた山です。確かに目につく山です。
 袋井ICをこえると220キロポスト。そして223キロポストは語呂合わせでは「富士見」ですが、磐田ICの出口で、見ることはできません。
 天竜川では右後方に八(はっ)高(こう)山(さん)(掛川市と島田市の境、一等三角点峰832m)の上に望めます。
 いよいよ西の限界の浜名湖橋です。橋の手前の桜並木をしばらく走った後、247キロポスト付近から120km彼方の富士山がはっきりと望めます。対向車に阻まれたり、ガードレールに下半分を切られたりしますが、紛れもない富士山です。橋を渡ってすぐに浜名湖SAがあるので、ここから見ることができればよいのですが、すぐ手前の丘に阻まれてしまいます。東名高速下り線の富士山展望のドライブはここが終点になります。
155〜156 日本平PA 100105
日本平PA (100330)
155
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159 100105振り返って撮影
160
160 100105振り返って撮影
160〜161 (100330)
161.4 静岡IC出口
162 11静岡出口 100105振り返って撮影
163 100105振り返って撮影
163 アップ 100105振り返って撮影
 (100330)
164 100105振り返って撮影
164〜165 (100330) 安部川の西、丸子川を渡る
165 100105振り返って撮影
165〜166 東海道線などを越える (100330)
 (100330)
166 100105振り返って撮影
166〜167 (100330)
 (100330-1589)
 100105振り返って撮影
 (100330-1594)
 (100330-1604)
    100105振り返って撮影 おそらく日本坂トンネルの標識?
 (100330-1613)
 (100330-1617)
 (100330-1619)
  日本坂トンネル トンネル富士100105振り返って撮影
 (100330-1620)
富士山の裾野はまだ見えている?100105振り返って撮影
 (100330-1623)
日本坂トンネルを出たところ 100105振り返って撮影
170〜171(171に近い) 日本坂PA (100330-1630)
172 100105振り返って撮影
173 100105振り返って撮影
174  100105振り返って撮影
175  100105振り返って撮影
100105振り返って撮影
176  100105振り返って撮影
177 100105振り返って撮影
177付近 (100330-1667)
177 (100330-1671)
178
179 100105振り返って撮影
180 100105振り返って撮影
180〜181
 (100330-1699)
 (100330-1702) 大井川まで南西方向にまっすぐ進む
 (100330-1703)
181
181 100105振り返って撮影 富士山が見えてくる
181 100105振り返って撮影
181〜182 (100330-1710)
182 100105振り返って撮影
182〜183 (100330-1713)
183 100105振り返って撮影
183 富士山は見えている。大井川左岸直前 (100330) 
184 大井川橋 011226(振り返って撮影) 
184 100105振り返って撮影
184 (100330)
184 (100330)
184 大井川 
185 00105振り返って撮影
185 (100330)
185〜186 吉田IC ((100330-1754)
 (100330-1756)
186 100105振り返って撮影
187〜188 (100330-1769) 茶畑が目立つようになる
 (100330-1770)
 (100330-1773)
188
190
192〜193 (100330-1795)
192〜193 牧之原SA (100330-1810)
 (100330-1819)
195.3 (100330-1841)
196 (100330-1843)
196〜197 菊川市 (100330-1844)
198〜199 菊川茶の表示 
199付近 山に「茶」の文字が (100330-1852)
200 (100330)
205
205〜206 (100330-1894)
211〜212 (100330)
 (100330)
221
221〜222
221.6  磐田市 
222
223 磐田出口 
226
 (100330)
227 (100330-1936)
227 振り返って撮影 (100330)
天竜川を渡っているところ (100330-1963)
 (100330-1969)
228〜229 天竜川 (100330-1972)
 (100330)
 浜松ICが近い
230+α 浜松IC (100330)
231
233(100330-1987)
240
246〜247 (100330-2018)
約247浜名湖橋から最遠望の富士山 富士山はここで終了 (100330-2024)
247〜248 浜名湖SA (100330)
248
249
250
252
252
264
265
266
267
268.4 豊川市 すぐに出口
豊川豊橋出口
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