近況報告
新しい職場で   
以下は、NIFTY-Serve FYAMAPのアルプス広場に連載している、「新しい職場で」を再構成したものです。個人宛メール的な内容はカットし、ミスは訂正していますが、FYAMAPをご覧の方には二度読みになってしまいます。悪しからずご了解下さい。
2008年4月修整

●土曜日の日直 (5/12書込み)
   第2、4土曜日は休みなのですが、部活動の指導という名目で、輪番の休日出勤という制度があります。生徒が部活動をするために顧問が全部来るのは大変なので、まとめて面倒をみる?ために、2名ずつ出勤するのです。もちろん出てくる顧問もいます。
 土曜日だから午前中と思ったら10時から16時まで(^_^;)。結局一日がかりです。
  5月10日が私の番でした。天気もよく生徒も沢山来ていました。 実際の仕事は、4時に完全下校というので、その追い出しです。
 やはり巡回して注意しないと帰りません。それでも責任者の生徒を呼び、時間がだから、というと、素直に言うことをきいてくれます。以前は反発したり反抗的な生徒がいたそうですが、拍子抜けするほどでした。
 来週発表会のあるオーケストラ部は何十人もきていましたが、注意した十数分後にはみごとに引き上げてくれました(社会科準備室のすぐ近くで練習をしているので、生演奏を聞きながら仕事ができます(^_^;)or(^_^))。
 あと、教室の見回り。窓が開いたままになっていないかなどの確認。初めて2、3年生の教室を見ましたが。思った以上に綺麗ではありませんでした (知人へのメールでは「キッタナイ!」と正直に書きました(^_^;))。
 あまり掃除をしていませんね。SHR(ショートホームルーム)がないからチェックのしようがないのでしょう。
  私は、HR教室での授業は1年生だけですので、その感覚でいたら、大違いでした。先日はパンの袋が落ちていたので拾わせました(今までは私が拾っていました(^_^;))。上級生ではとてもそうはいかないのかもしれません(また自分が拾うことになる(^_^;))。
 安心したというか、まあ普通の学校ですね(^_^;)。しつけの厳しい私立とは違うのでしょう。でも、あの状態で授業と言うのはちょっといやだなあと思う位の汚れ方です。  名誉のために言っておくと、金曜日の放課後は綺麗だったけれど、何かの事情でたまたま土曜日に汚れただけなのかもしれません(^_^;)。
●3年生にも例の“サイン”は受ける (5/25書込み)
 ここ十数年、最初の授業で紹介している私のサインを今年は3年生には言いませでした。フェイスマークについて厳しい意見があったからです(^_^;)。 でも、1か月半経ち、冗談も通じる生徒たちであることがわかってきたので、先週紹介しました。
 すると、健全な反応がかえってきました(^_^)。 ちょっと眠そうにしていた生徒の目も輝きました。 来年は、3年生の授業でも最初から自信を持って紹介することにしましょう。  ちなみに、その“サイン”は次の通りです。

              ・  ¨ ・                 
            ・   た   ・
           ・ し   し ・
           ・        ・
           ・ ろ   ろ ・
            ・  ひ   ・
               ・  . ・ 
 
 右から読んでも左から読んでも同じになりますね。いわゆる回文とはちょっと違っているところがユニークです(^_^)

●色々な行事、出来事  

  教育実習(5/12〜5/23)

  三校研(5/26)

  院戦(5/31)

 その後も新しい職場で、新しい行事・出来事が続いています。概略をまとめてご報告します。
 教育実習は前期だけで50数名がきました。それが仕事の学校なので当然ではありますが。地理も2人きました
 三校研というのは、附属小、中、高が教科毎に年2回集まって会議を行うもののようです。今回は小学校が当番だったようですが、連絡の不徹底か、社会科は流れてしまいました。着任者を紹介するという大事な案件があったのに(^_^;)。私は怒ってもいいのかな(^_^;)。
        
  院戦というのは、G院とのクラブ対抗戦です。附属とG院の男子、女子3校の対抗戦です。今年は本校が主会場でした。顧問の関係で、バスケを見ましたが、男子の迫力はすごいものでした。女子は私が見ていたので勝ちましたが(日曜日の公式戦を含めて、私が見た試合は全部勝っています(^_^))、男子 は前半リードしていたので、後半席を外したところ、何と1点差で負けてしまいました。今、バスケが人気だそうですが、その気持ちがよくわかりました。
 なお、G院はお嬢様、お坊っちゃまばかりかと思ったら、どうもそうではないようですね。附属の方が大人しいみたいでした(贔屓目かもしれませんが)。

私が担当した教育実習生の報告です。 小、中、高と附属ですごし、現在本郷にあるT大学で学んでいます。
課題「教育実習から学んだこと」
 一口に「教育実習から学んだこと」といっても数え切れないほどであるが、ここでは私が授業からんだことを中心に取り上げる。
 今回の実習では、1年生を3クラス、週2時間受け持ったが、そのなかで、私はさまざまな実験的授業を試みた。以下、それらについて個別に考える。
1.インターネットに関する授業
各クラスとも、最初の授業ではパソコンとテレビを用い、ホームページの画像を生徒に見せるという試みを行った。
 インターネットという言葉に対する意識は生徒の間にも根付いているようだが、やはりその反応は両極端で、コンピュータと聞くだけで抵抗を示す生徒と、身を乗り出す生徒が現れた。ただし、漠然とではあるが、彼らがその「必然性」を感じていることも事実である。すなわち、平易な説明さえ心がければ、彼らの興味も引けるはずで、今回の授業でもおおむね好感触を得たように思う。
2.プリントと板書の意義
 私はすべての授業で空欄補充式のレジュメ・プリントを配布し、B4判1枚で1時間の内容をヴィジュアル化した。この試みは予想通りおおむね好評だった。その時間の内容をあらかじめ通知された結果、生徒が安心して授業に臨めたからだろう。また、各授業で必ず結論を提示したことも、生徒が達成感を得るのに貢献したようである。
 しかし、そうしたプリントを配布しても、やはり板書は不可欠である。今回、同一の内容で板書するクラスと、しないクラスを設けてみたのだが、その差は歴然としたものになった。生徒は板書に基づいて、教師から与えられる情報の重要度を判断したり、授業の進度を確認したりしているのである。教師が自らの伝達する情報を、ヴィジュアルな形で差異化することは、生徒の理解度に大きな影響力を持つ、と改めて実感した。
3.ゲストスピーカによる授業
 最後の授業では、ゲストスピーカとして韓国人の留学生の方を学校にお招きし、生徒との対話を試みた。今回の私のテーマ「異文化理解」のなかで、この授業は生徒の外国人に対するコンプレクスを実践的にうち崩すことを目的とするものであった。 お招きした留学生の方の聡明さにも救われ、授業はおおむねスムーズに展開したが、短い授業時間のなかで生徒との双方向を図るのは困難であった。しかし、これによって自分たちの「シャイ」な面に気づき、後に彼らが積極的に外国人とコミュニケイションをとるようになれば、授業としては成功であろう。実際、反応を見ると、多くの衝撃をもって生徒には受け止められていたようで、予想以上の成果を上げたようだった。やはり、言葉で聞くのと実際とでは比較にならない効果が得られることが実感された。
 ほかにも多くのことを学んだのであるが、最後に取り上げたいのは、教師の取り組むべき、授業を越えた授業に関する問題である。 それぞれの生徒は多様であっても、教師の生徒に対する責任は平等である。である以上、だれ一人として私の授業で不快になって欲しくはない。それが教師の最低限の責務である。 しかし、その責任はなかなか果たしがたい。たとえば、私が同じ授業をしていても、生徒一人一人の反応はとてもさまざまである。幸い、今回の授業では多くの生徒の協力を得られたが、なかには参加しない生徒も出てくる。どんなに呼びかけても、ついてこない生徒はついてこないのだ。
 彼らからときどき感じたのは、そのプライドの壁であった。おもしろそうだと思っていても、あえて無関心を装う。新しいことに喜ぶ自分を、恥ずかしがっているのだ。 そこには、現代社会の複雑な人間関係が、学校にまで浸透している現実が見て取れる。人間は本来、欲望する動物で、勉強することは知識に欲望することである。だから人は学ぶのであるが、ところが欲望することは、自らの無知をさらけ出すことでもある。他人に弱みは見せられない。よくあるジレンマだが、それが高校生の段階からすでに「弱みを見せられなく」なっている現実は、異常である。彼らは欲望できない状況に囲い込まれているのだ。そのしがらみを解く役割の一端を担うべき教師のあり方を考えた。何もできない自分に腹が立った2週間でもあった。
 最後に、今回の私の実習は、この無謀な教案にも寛大に対応して下さった田代博先生、突然のお招きにも親切に応じて下さった任明信さん、同僚のYさん、そして何より「地理とはほぼ無縁な」授業にも積極的に協力してくれたT大学附属高等学校の1年1〜3組の全ての生徒たちによるところが大きかった。何よりも私が得たものとは、多くの人々に支えられている自分に気づいたことかも知れない。この場を借りて、厚く感謝の意を表する次第である。どうもありがとうございました
筑附通信
SEO [PR]  紅葉めぐり 転職支援 わけあり商品 無料レンタルサーバー ブログ SEO